脱臼と聞きますと
小児の肘の脱臼の肘内障。
動く角度(可動域)が広いので筋肉で囲まれているので起きやすい肩関節脱臼
あくびなどで起こる顎関節脱臼
鎖骨の脱臼。。。などが思い浮かぶでしょうか?
これは、関節の骨が「外れる」脱臼です。
まぁこれが一般的です。
その他はあるのかといえば。。あります。
ひとつは、神経の脱臼です。
代表的なのは、肘の内側の尺骨神経の脱臼です。
肘の曲げ伸ばしをすると肘の内側で神経が、ぼこぼこみたいな感じで外れるので判明します。
もうひとつは、腱の脱臼です。
足関節の外くるぶしの部分で腓骨腱という腱が、くるぶしの下から外れることです。
腱の脱臼には、指の拳の部分。。ナックルの部分とでも言いますか。。
そこで起こります。
指を「グーパー」するとグーの握る動作して、パーの開く動作をすると伸筋という腱が脱臼します。
この部分の腱脱臼は、1週間過ぎると。。放置すると手術の可能性が「大」です。
早めの処置必要です。来院下さい。
腱脱臼には、手の小指側の手関節部分の尺側手根伸筋腱という
まぁ長い名前ですね。この腱が脱臼もあります。
ふたつとも伸筋腱という伸ばすほうの腱が脱臼するわけですね。
川口市本蓮1-16-12
金子整骨院
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